都庁論文の評価を飛躍させる『都庁論文試験の本質』

都庁内の昇任試験においては、上司等から懇切丁寧に論文の添削を受け、さらに勤務評定においても、どのような人材を評価するか個別面談まで行われています。

いわば採点の基準については各職員も把握しているはずですが、それでも想定通りに昇任試験を突破する人材、高い勤務評定を得る人材のほうが少数です。

つまり、評価の基準や採点の基準を知るだけでは不足であり、それを実践できる力を身に着けなければ意味がありません。

『都庁OBが教える、都庁論文試験の本質(上・下巻)』は、東京都庁および公務員試験を受験する方を対象とした、教養論文(政策論文)対策の専門書です。東京都1類B新方式のプレゼンテーション・シート作成にも対応しています。

まず評価の基準を理解し、それを答案に反映するための実戦力を身に付けることで、不合格答案を合格答案に、合格答案を上位合格答案のレベルに持ち上げることをコンセプトに執筆しています。

論文評価のポイント、都庁式ノウハウ、本試験出題をもとにした問題文の読み解き方や解答例解説など、論文試験およびプレゼンテーション・シート作成で一歩抜け出すための視点、ノウハウが凝縮されています。

さらに、「解き方実践」の中で、都庁OBが本試験に臨み、初めて見る問題に向き合ったとしたら、問題文や添付資料から何を拾い、何を捨てるのか、内心での思考手順を具体的に示しています。

主な対象は都庁Ⅰ類A、B(一般方式、新方式)ですが、地方公務員試験の最高峰、東京都庁の論文レベルに対応しており、国家公務員や他の自治体との併願にも活用できます。

都庁内の昇任試験論文でも、最後にひと伸び、ふた伸びできるかが、勝負の分かれ目となっています。文章を書き慣れているかどうかよりも、大切なのは、必要な視点を身に付けたうえで本番に臨めるか否かです。

採用試験の採点官に、「ウチの部下もこれくらいの文章を書いてくれればいいのに」とまで思わせることができれば、高評価に直結します。

専門試験の対策や併願先の準備に費やす時間も考慮すれば、論文試験に関しては、できるだけ効率的に実力を伸ばすことが求められます。論文試験では広範な知識や暗記が要求されるわけではないため、必要な視点・切り口を身に付けることで、短期間で実力を伸ばすことが可能です。

『都庁OBが教える、都庁論文試験の本質
(上・下巻)』の収録内容
 
<上巻> 全139ページ(約7万4千字)
はじめに
当書の使い方
1 都庁論文試験の本質
2 都庁論文の評価基準を知ろう
(1)新方式導入・拡大の経緯から解析する
   評価基準
(2)庁内昇任試験の評価基準
(3)都が求める人材像から読み解く評価基準
(4)結局、論文試験では、何を評価している
   のか- 勝負を決する13要素
(5)これだけはやってはいけない
   - 試験当局が都庁職員に注意喚起した
    減点答案とは
3 都庁論文の流儀
(1)根本的な認識を外さない
(2)「作文」と何が違うのか
(3)誰に読んでもらうつもりで書くべきか
(4)完璧な答案を事前に準備できるか
(5)出題の意図
(6)論文試験における答案の目的
(7)「問題を解く」という認識で良いか
(8)問題文の指示に応える
(9)採点者が読みやすくなる答案のコツ
   (具体例11項目)
(10)都の実際の取組に言及するべきか
4 都庁流の論文のカタチ
  - 論文で大切なのは、キーワードでなく、
   パッケージである
(1)世に出回る「模範解答」は、都庁の論文
   として模範といえるか
   - 都庁経験者の視点からの考察
(2)優秀そうに見える論文とは
   - 都庁幹部も認めた主任試験合格レベル
    答案をもとに
(3)庁内ではどのような添削指導が行われて
   いるのか
(4)都庁の文書にみる、都庁式の論文構成の
   解説
   - 採用試験を所管する都人事委員会は
    どのような構成で文書を作成している
    のか
5 解き方実践(総論)
(1)4つの根本事項
(2)勝負が決まる問題文の読み解き方
   -昨年度の出題をもとに
(3)出題者の意図しない、受験生が陥るワナ
(4)論文で「〇〇力」をどのようにアピール
   するのか
(5)解決策はいくつ書くべきか
(6)答案の記入を開始する時点で、評価の8割
   は決まっている

<下巻> 全145ページ(約6万9千字)
下巻のはじめに
6 解き方実践(各論)- 都庁OBが考える解答例
   と解説
(1)平成25年度本試験および当局が示した
   出題例
(2)平成28・27・26年度 本試験Ⅰ類B
   (一般方式)
(3)平成27・26年度 本試験Ⅰ類A
      ※Ⅰ類A 平成28年度本試験については、出題資料の全てが
       非公開とされたため、回答例を掲載していません。
       代わりに出題文の分析を掲載しています。
(4)平成28年度 本試験Ⅰ類A出題文の分析
(5)新方式 シート評価のポイントと対策
(6)平成28・27・26年度 本試験Ⅰ類B
   (新方式)
(7)都庁OBが本試験に臨んだとしたら、
   現場で何をどう考えるか
   ‐ 平成27・26年度出題を題材に、
    内心の動きを解説
7 都庁論文試験の出題予想と対策
   収録分野:福祉、教育・文化、産業・経済
        環境、都市づくり等
8 試験前日に確認する12カ条

以上の項目について、都庁の論文試験(いわゆる政策論文)およびプレゼンテーション・シート作成に特化した専門書です。

Amazon(amazon.co.jp)電子書籍サイトで公開しています。
公開サイトリンクは以下のとおりです。

都庁OBが教える、都庁論文試験の本質
(平成29年度改訂版)
<上巻>
都庁OBが教える、都庁論文試験の本質 上巻


<下巻>
都庁OBが教える、都庁論文試験の本質 下巻











対応機種等については以下のとおりです。

対応機種:パソコン(Window, Mac), スマートフォン(iPhone, Android), iPad, Kindle Fire端末, Samsungタブレット
 
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